物欲之肥溜

　別に秋冬だけ必要、という訳では有りませんが、よりその必要性が高まるレインウェア。夏なら雨に多少濡れても着替えてしまえばどうという事も有りませんが、この時期の体の濡れは体力を奪ってしまいますので、極力雨に濡れるのは避けたい処。

　この手の品もピンキリの差が非常に大きく悩む所ですが、レインウェアの上下セット品で、価格が5000円以下のモノを人気順に５つピックアップしました。


ロゴス(LOGOS) ニューレインブレススーツ
●表地素材:ナイロン100%(防水透湿ミューレン-1)
●裏地素材:ポリエステルメッシュ(上着のみ)
●収納袋付き
ムレないレインウェア。抜群の透湿性を防水性。機能充実のレインウェア。
【コストパフォーマンス抜群！！】この価格で防水透湿！！ムレないレインウェアです。収納袋が標準で付属している為カバンの中や車の中、原付バイクのメッ トインに入れておくといざと言う時に安心です！高級モデルのようなブラックのカラー切り替えと透湿性でアウトドアシーンでの使用に最適です！
ナチュラム価格4090円（2007/10/27）

ロゴス(LOGOS) レインスーツ　スピーダー
●表地素材:ナイロン100%(裏:PU加工、透湿ミューレン-1)
●裏地素材:ポリエステル100%(メッシュ)
●収納袋付
●動作性を考慮した立体裁断
●防水・透湿。呼吸するレインウェア
●引き裂き強度を考慮したリップストラップファブリック採用
●パンツ裾はフラップ付き大型サイドジッパー
●再帰反射パイピングで視認性を確保
●ポケットに止水ジッパー採用
動きやすさの為の立体裁断モデル！トレッキングや自転車などの動きの大きい状況での使用を考えた設計でコードストッパーはプラスチックを廃止し柔らかな素材のネオプレーンを採用！高価な止水チャックを採用したポケットなど一クラス上の作りを低価格で実現！
ナチュラム価格4970円（2007/10/27）

ロゴス(LOGOS)　ＬＩＰＮＥＲ　レインスーツ　スプラッシュ
●表地素材:ナイロン100%(裏:PVC加工)
●中国製
●裏地素材:ポリエステル(メッシュ)
●収納袋は付属しません
●ベタつきが気にならない!総裏メッシュレインウェア
●万一ウエストゴムがダメージを受けても、スピンドルコードでウエストアジャストできるように配慮
●錆を考慮し、総樹脂ホックを採用
●襟裏にフードを収納できます。
●雨水が浸入しにくい設計のシガーポケット
●コードが本体に潜り込まないように配慮
豊富なサイズ展開と安っぽくないカラーなのに格安プライス！レインスーツでこのプライスは驚き！しかも裏面はメッシュ構造でべたつきを抑えます！
ナチュラム価格2460円（2007/10/27）

ロゴス(LOGOS) ストリームファインダー　レインスーツ
●表地素材:ナイロン100%(裏:PVC加工)
●裏地素材:ポリエステル(メッシュ)
●収納袋付
●中国製
●総裏メッシュでベタつきを軽減、機能も充実のレインウェア!
●ジャケット前後のベンチレーションがムレを軽減!!
●快適なフィールドワークを実現する総裏メッシュ仕様。パンツも同様にメッシュが配されています。
前後ベンチレーション採用のジャケットで通気性を向上！レイングローブ装着のままジップの操作が簡単にできるなど細かい配慮の行き届いたお買い得間の高いレインスーツです。
ナチュラム価格2980円（2007/10/27）

マック(Makku)　フェニックス
●【素材】表：ナイロン１００％ウレタン透湿コーティング　裏：ポリエステル１００％メッシュ　
●ジャケットのフロントファスナー内側、外側には水滴の浸入を防ぐダブルフラップを採用　
●袖口は無段階マジック調節機能　
●防水性に優れているインサイド式ワイドポケット　
●ジャケット裾に絞り調節コード　
●パンツウエストには絞り調節コード　
●パンツ裾に絞り調節フォック　
●取り外し可能フード　
●収納バッグ付き
●製品重量（約）５７０ｇ
●男女兼用
軽くしなやかな着心地にムレを軽減させるという透湿素材を使用したスタイルをロープライスで実現。防水性に優れた高機能装備に快適性を追求したモデルです。
ナチュラム価格3980円（2007/10/27）

　まず、”5000円以下”という条件について、解説します。
　山歩きや、その他のアクティビティをガンガンするなら、やはりもっと高価な、高性能の透湿素材を使用するウェアが必要だと思いますが、私や私の家族の場合、キャンプに出かけてそこまで遊ぶというスタイルではなく、そこまでの高性能は不要。それに人数分のウェアを用意する必要もある訳で、そう考えると一人分の上限もそう高いレベルにもってこれない。
　かといって、その辺で数百円で買えるようなモノでも心もとない。雨の中の撤収ともなればある程度の時間は雨の中で動く必要があり、相応に汗もかく。快適に作業するにはある程度の性能は欲しい。
　そう考えると、”5000円以下”というラインが出てくる訳です。

　リストされたものを見て、この分野でのロゴスの強さを実感。５件中４件がロゴスです。元がカッパ屋さんの本領発揮といった処でしょうか、強いですね。

簡単に比較表を作成してみた。

	透湿素材	価格×４	収納袋	裏面 メッシュ	コメント ・TB数	サイズ ×色	その他
ニューレインブレススーツ	○	16340	○	○ （上着のみ）	14	8	除雪作業でも蒸れない
レインスーツ　スピーダー	○	19880	○	○	0	12	動きの大きい状況での 使用を考えた設計
ＬＩＰＮＥＲ　レインスーツ スプラッシュ	×	9840	×	○	11	16	ポケットは シガーポケットのみ
ストリームファインダー レインスーツ	×	11920	○	○	０	20
マック(Makku)　フェニックス	○	15920	○	○	０	45	フラップ付き大型ポケット

「ＬＩＰＮＥＲ　レインスーツ　スプラッシュ」と「ストリームファインダー　レインスーツ」は透湿素材でない為除外。特に「ＬＩＰＮＥＲ　レインスーツ　スプラッシュ」はコメント数も多く、なかなかの品である事が予想されるが、ポケットがシガーポケットしかなく、この点も残念。

残るは透湿素材を使用した３品だが、まずはロゴス同士での比較。

「ニューレインブレススーツ」と「レインスーツ　スピーダー」は機能的には「レインスーツ　スピーダー」が上。その分価格も高い。４着購入するとすると、もうちょっとで「ニューレインブレススーツ」の５着目が買えてしまう。ただ、よくよく見てみると、そこまでいるんかい？といったモノも多い。有ったら有ったでいいのだろうが、お勧めポイントにもあるように、設計のポイントが”動作の大きい状況”との事から、そこまでの機能は必要なかろう、と判断して「ニューレインブレススーツ」を選択する。

最後に「ニューレインブレススーツ」と「 マック(Makku)　フェニックス」の選択なのだが、実用上余り大きな差が有る様に見えない。価格もほとんど一緒。そうすると、同じ物を嫁にも買い与えようかと考えている身からすると、カラーバリエーションの豊富さは気になる。この点では「ニューレインブレススーツ」が２色しかないのに対して、「 マック(Makku)　フェニックス」が９色も取り揃えている点を重視し、「 マック(Makku)　フェニックス」を私の選択としたい。

マック(Makku) フェニックス