物欲之肥溜

　今、motoさんは悩んでいる。それは２バーナーについてガソリンを選ぶか、CB缶を選択すべきかについてである。

※以下の記述は、科学的には乏しい知識からのモデル計算であり、計算が間違っている可能性も十分ある事から、内容については一切責任を負えません。

　もともとCB缶派で、これまでランタンなどはCB缶仕様のモノを購入してきた。その為２バーナーもCB缶のモノを購入するつもりでいた。具体的には以下の商品の購入を考えていたのである。

SOTO ハイパワーツーバーナー
●使用時サイズ：550×340×550mm
●収納サイズ：550×340×90mm
●重量：5.1kg
●発熱量：4200キロカロリー
●使用カートリッジ：ST-760、ST−700
●材質：カラー鋼板、スチール、樹脂
ナチュラム価格12600円（2007/08/19）


SOTO パワーブースター
●用途：ST-525ハイパワーツーバーナーに使用。
●効果：火力安定、燃費Up
注意：他のメーカーのツーバーナーには使用はできません。
ナチュラム価格2980円（2007/08/19）

　SOTOのハイパワーツーバーナーにパワーブースターを付けた構成です。現在確認した中ではカタログスペックでは一番火力のある組み合わせ。この構成なら冬でもいけるだろう、と目論んでおりました。

　しかし、ひょんな事でガスについて勉強をしたら、思った以上にガスという燃料が気温に影響を受ける燃料である事が判りました。
　あるモデル計算によれば、ハイパワーガスでも５℃及び０℃時の火力は２５℃時のそれぞれ６０％、５０％となってしまう。しかも燃料代もガソリンと大差ない、場合によっては割高でもありうる、という想像していない結果でした。

　そこでムクムクともたげてきた考えが、”こっち買った方がいいんかいな？”

Coleman(コールマン) パワーハウスツーバーナー
●火力：最高時６４００ｋｃａｌ（３６５０ｋｃａｌ＋２７５０ｋｃａｌ）
●燃料タンク容量：１．６リットル
●燃焼時間：約２〜６時間
●使用時サイズ：約４６ｘ６７ｘ４４．８（ｈ）ｃｍ
●収納時サイズ：約５６×３５×１６（ｈ）ｃｍ
●重量：約６．８ｋｇ
●使用ジェネレーター：Ｒ４２６-５６２Ｊ(４６２-５６２１)
●2005年より本体価格変更
●コールマンの超ロングセラー定番モデル。ほとんどモデルチェンジしないのは完成度の高さを示している
ナチュラム価格11800円(2007/09/27)
ファミリーキャンプの調理シーンに欠かせない、オーソドックスなタイプのツーバーナーコンロ。しくみが単純に出来ているためとても扱いやすく、しかも性能 は冬の寒い時期でも安定した火力を維持する優れ物のコンロです。数十年前より構造が殆ど変わっていないと言うコールマン伝統の逸品です。

　そこで、SOTOのサイトでハイパワーツーバーナーのスペックをもう少し詳しく確認してみました。

　バーナー火力は２５℃、ブースター使用で4,800kcal/h。明確な記載は有りませんが、パワーガスを使用した場合と思われます。

SOTO パワーガス　３本パック
●入り数：3本
注意：他のメーカーの器具には使用できません。
ナチュラム価格698円（2007/08/19）




　SOTOのパワーガスについては”プロパン混入”との記載は有りますが、それ以上の記述は無く、詳細は不明です。ですので、ここから先は推測で話を進めます。

　SOTOのパワーガスが火力計算のモデルと同様の結果を示すとした場合、ハイパワーツーバーナーで得られる火力は５℃の時が2880Kcal、０℃の時で2400Kcalとなる。たったこれっぽっち？
　コールマンの方は温度による火力変化はない、と思われるので3650Kcal（メインバーナーの場合）。５℃の時でコールマンのサブバーナーととんとん、０℃ではサブバーナーにさえ届かない。その差は大きい。

　晩秋から初春まで”キャンプはお休み”、というのであればSOTOでもいいと思う。しかし寒い時期でもキャンプしたい身とすると、まさに寒い時期での火力を優先せざるを得ない。
　そうすると、結論は、 Coleman パワーハウスツーバーナー！！

Coleman(コールマン) パワーハウスツーバーナー