今日はこいつのレビューで。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー炭火起こし器
●サイズ(約):本体:外径145×高さ165mm
●受け皿:外径135×高さ28mm
●セット内容:本体(1)、受け皿(1)
●セット重量(約):900g
●材質:本体・受け皿:亜鉛めっき鋼鈑、目皿:鋳鉄、ハンドル:鉄(クロムめっき)
ナチュラム価格1400円(2008/06/10)
基本的に購入する前には比較検討記事を書く事にしているのだが、こいつについては無い。その為こいつに至った理由についても簡単に触れる。
これまで炭の火起こしは真っ当に?
ファイアグリル上で薪に着火させてから炭をくべて、風を送って起していたのだが、いい加減うっとうしくなってきた。今度久しぶりに嫁1号も参加するキャンプが予定されているので、火起こしに時間を取られてブーブー文句言われるのもやだな、と思って炭火起こしを考えた、というのが直接の理由。
候補としては、他にはチャコスタmini(皆さん、これとの選択で悩まれるようですね)。
ユニフレーム(UNIFLAME) チャコスタmini
●サイズ:使組立時/180×230×H200mm、収納時/200×180×30mm
●材質:本体/18-8ステンレス、ハンドル・底網/18-8ステンレス
●重量:1.1kg
●ダッチオーブン料理、BBQで一番苦労するが炭熾し。「早くして!」「お腹空いた!」のプレッシャーから解放してくれるのがフォールディングファイアス
ターター「チャコスタ」。UNIFRAMEならではの燃焼設計で、普通の切炭で10分、備長炭でも15分〜20分でOK!
●本来は特殊エンボス加 工をした0.8mm厚のステレンスボディ。一体構造の為、高い耐久性を誇り、組立簡単・コンパクト収納!ロストルは頑丈な直径5mmのステンレス材を使
用。ハンドルは持ち上げてもぐらつかない安定した台形設計で熱伝導しにくい直接5mmのステンレスを使用してます。
●ユニセラTG分の炭熾しやちょっとした火種作りに!!
ナチュラム価格3400円(2008/06/10)
まだ子供も小さく、それほど大量にBBQをする訳ではないので、サイズ的にその他のものは大きすぎると判断しました。
で、2つのうちどちらを選ぶか、です。
一つは価格。やはりチャコスタminiは高い。収納時の薄さは魅力ですが、DOをやらないのでDOの上火としての用途もなく、現段階ではチャコスタminiを積極的に買う理由がない。
二つ目には背の高さ。チャコスタminiは200mmあるんですが、これがでかすぎる。何に対してでかすぎるのかというと、シングルストーブ用のグリル台(例えば
これとか)の下に入らないんです。つまり、炭起こし自体をグリルとして使っちゃえ!という発想です。その具現がこれ。
セカンドグリルは使用していませんが、網(
キャプスタのアルスター火消しつぼをスモーカー化する為に購入)を載せてBBQです。小さな子供二人とであれば、これで十分。
チャコスタminiは三角柱の形状をしてますから、その意味でもグリルとしては不向きですよね。
ついでながら、焚火もこれでやっちゃいました。これなら
ネイチャーストーブも買わなくていいです。
と、いう事で収納性の問題には目をつむり、購入した訳です。
で、実際の使用感ですが、火起こし器としては謳い文句通りと思ってもらって問題有りません。私は着火材を使用しましたが、確実に炭に着火出来ました。これまではブロアーで風を送ったり、何かと手が着火まで手が掛かりましたが、そんな手間もかからず、他の準備に時間を廻せますので確実に食事までがスピードアップしました。
但し、先にも書きましたが、容量としては大きくは有りませんので、大人数で大型のBBQグリルを使用するケースには不向きです。あと、注意点としては多くのシングルストーブに乗せるのは困難だと思います。うちは
ユニのUS−600を使っているのですが、全く無理です(もっとも、US−600は一番ゴトク径が小さい部類ではありますが)。その意味でもシングルストーブ用のグリル台は有っていいかも。
グリルとして使用した際の印象も付記しておくと、やはり燃焼効率がよいせいか、炭の寿命が短く感じました。これは商品の目的から考えると当たり前ですが。
唯一惜しいのはやはり収納性の問題でしょうか。
火消しつぼとスタッキング出来れば、最高なんですがね。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN
STAG) バーベキュー炭火起こし器